野菜畑日記 2008年6月28日(土) キャベツ茄子ピーマン獅子唐ミニトマト胡瓜インゲン今日の収穫 |
どんよりとした曇り空が広がっていますが、明日は雨の予想なので陽太郎と一緒に畑に向かいました。
畑に着くと真っ先に目に入るのがミニトマトの赤。先週も少し採って帰りましたが、とても美味しかったです。トマトらしい香りがあって、味も良い。果皮も弾力があって歯ごたえが良いです。
それからもうひとつ目につくのがひときわ背の高いトウモロコシです。雌花が受粉して実をつけています。ひげが茶色に変わっています。一本だけ切り採ってみましたが、まだ小さいです。皮を幾重にもつけていますので、外から見ると大きく見えますが、実際に採ってみると直径が2cm強で、もう少し待たなければなりません。
花粉の王様といわれるトウモロコシ、その雄花です。今週はもう花粉はないだろうと思ってきましたが、まだたくさんの花粉を持っています。
ミニトマトの写真を撮っている間に、陽太郎はバケツを持ち出して何か始めました。
何をしているかと見てみると、ココア遊びです。バケツに水を汲み土を加えてかき混ぜるとココアのようになるのです。彼が畑で発見した遊びです。こういうことも畑に親しむ、土に親しむことと考えて大目に見ることにしています。だって、とても楽しそうですから。
エダマメ(枝豆)はサヤをつけましたが、まだ薄いです。サヤの中の豆がもっと丸くならないといけません。育ち過ぎるとサヤを割って地面に落ちようとするほどになりますが、もちろんその直前が収穫の時です。もう少し待たなくてはいけません。
それに比べると、隣のチャマメ(茶豆)のサヤはやっとできたばかりというところ。種蒔きをエダマメよりも遅らせましたので、エダマメの収穫が進んだ頃にチャマメの収穫ができるようになります。こういう計画はこの農園の園主であり我々の野菜作りの師匠である加藤さんが立てて下さるのですが、よくできています。
サトイモ(里芋)の芽が出揃い、里芋らしくなってきました。
その隣のヤツガシラ(八つ頭)は2個植えたのですが、芽を出したのは1個だけ。もうひとつはどうしたのでしょう。まだこれから芽を出すのか、もう芽を出すことをあきらめたのか、気になります。
ナス(茄子)が丁度良いぐらいの実をつけました。しかし、実がなっているのは1個だけ。3本あるナスの内、中央の1本だけは花をつけ、実をつけていますが、その左右にある2本はまだ小さく、実をつけていません。先週、加藤さんに相談してアドバイスをいただき、追肥をしたのですが。。。
種を蒔いたキュウリ(胡瓜)が少し大きくなりキュウリらしい葉っぱをつけていますが、元気がありません。こんなに小さいのに、葉っぱがうどんこ病の症状を呈しています。
ピーマンが輝いています。緑色が鮮やかでツヤがいいですね。美味しそうです。
シシトウ(獅子唐)の実が収穫できるほどの大きさになりました。まだ数は少ないですが、そのうち食べきれないほど生るはずです、去年の経験からすると。。。
シシトウが白い可憐な花を咲かせています。
トマトは1個だけ色づきましたが、虫に食われたあとが。。。実をつけた数は多いのですが、まだ青く硬いままです。来週か再来週あたりには採れるかな。
今日の収穫です。左からツルナシインゲン、トウモロコシ(ゴールドラッシュ)、キャベツ、ナス、ミニトマト、キュウリ、シシトウ、ピーマン。数は少ないのですが、これだけあれば核家族には十分です。
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野菜畑日記 2008年6月21日(土) とうきびの花粉はらはら今日は夏至
梅雨空に赤さ輝くミニトマト |
今日は夏至。ですが、梅雨空が重たい雲をかかえています。ラジオによると湿度90%のところもあるとか。とにかく蒸し暑い。加藤さんの講義を聞いているだけで両腕に汗がにじみ出てきます。
トウモロコシの雄花が花粉を落とし始めました。花粉の王様と言われるだけあって、おびただしい数の花粉です。風が吹くと、はらはらと花粉が飛びます。
トウモロコシは地面から垂直に伸びます。雄花はてっぺんに咲きます。そして、下の方に雌花がつきます。雄花の花粉が落ちてくるのを待つ形です。
トウモロコシが伸びるといよいよ夏到来を感じます。畑の景色も大きく変わりました。ひときわ高いところに咲くトウモロコシの雄花が印象を変えました。
下の写真は、6月1日に撮ったもの。印象が違いますね。
ミニトマトが色づき始めました。もう食べられます。15個ほど収穫しました。良い色ですね。今にも雨が降りそうな空ですが、ミニトマトのところだけ輝いています。
大玉のトマトはまだ青いままです。
大玉のトマトはたくさん花をつけています。
心配なのがキュウリ(胡瓜)です。葉っぱが変色して枯れているものもあります。そういう葉っぱは病気なので切り落とします。
葉っぱの状態はよくないのですが、それでも美味しそうなキュウリが生っています。まだ短いですが、太さは十分なので3本収穫しました。悲しいかな、畑には1週間に1度しか来られないので、ある程度育ったものは来たときに収穫します。あと1週間待つと育ち過ぎてしまうリスクのあるものは、収穫してしまいます。毎日来られれば、少しずつ一番良い状態のものを収穫できてとてもよいのですが。園主の加藤さんは少なくとも3日に一度は収穫のために畑に出る方が良いとおっしゃていますが。。。
今日はよく働きました。鍬を使う仕事が多かったです。今日の仕事です。
1.スイスチャード、カブ(蕪)、ダイコン(大根)、コマツナ(小松菜)を育てた畝のマルチを外し、きれいにして、ニンジン(人参)と長ネギ(長葱)を植える準備をします。マルチを外し、鍬で土を掘り起こし、きれいに整地します。そして、ニンジンの種を蒔くところに肥料を入れてマルチを張ります。今日は風がなかったせいか、一人でもうまくできました。遠くから園主の加藤さんが見ておられて、「マルチが光ってますね」とほめて下さいました。我ながらうまくできたと思います。
2.トウモロコシからナス、シシトウ、ピーマンの畝まで、畝と畝の間を中耕します。鍬で土を掘り起こし、肥料を入れてやるのです。土の中に空気を入れ、また土を柔らかくして雨水が浸透しやすくし、また肥料を入れて土の栄養を増やしてやるのです。特に、サヤができてこれから収穫を迎えるエダマメ(枝豆)の両側に肥料を多めに入れました。
3.ジャガイモを全て収穫しました。葉っぱがかなり虫に食われていますし、これから雨が多くなれば、芋にスが入ったりしますので。先週、半分を収穫しましたが、十分な大きさに育っていましたし、一株に5個程度の芋がついていました。芋は保存が利きますし、収穫直後よりしばらく置いた方が味がよくなるともいいますので、全部採りました。
4.トマト、ミニトマト、ナスなどの脇芽を取りました。枝が増えていくときに茎から枝が分かれていきますが、この茎と枝の丁度分かれたところに新しく芽が出てきます。これが脇芽です。これを全部切り取るのです。栄養を奪われてしまいますし、枝の重みで倒れたりするのを防ぐために脇芽を切り取ります。下の写真はトマトの脇芽です。直角に分かれている枝と茎の丁度間に出るのが脇芽です。
5.その他、良い状態になっているものを収穫します。
キャベツが十分な大きさと形になり、巻きの状態もよくなっています。葉っぱが硬くなり始めています。全部収穫してしまいたいところですが、クルマで来ていないのでリュックで運ぶしかないので、2個だけ収穫しました。
ツルナシインゲンも先週に続き、たくさん育っています。先週はスーパーの一番小さなレジ袋に一杯採ったのですが、今週もそれと同じぐらい採れました。
ピーマンは少し小さめですが、3個ほど実をつけました。
シシトウも実をつけ始めました。
エダマメ(枝豆)のサヤは先週より一回り大きくなりましたが、まだ厚みが足りません。収穫はもう少し先です。
チャマメ(茶豆)はまだサヤができていません。
タマネギ(玉葱)は全然大きくなりません。苗をいただいてから植えるまでに時間を置きすぎたからかもしれません。今年のタマネギはあきらめることにして、全部掘り採りました。
ナスがきれいな花をつけました。小さな実もなっています。3本あるうち真ん中のものは写真のように状態がよいですが、その左右のものは育ちがよくありません。加藤さんも心配してくださり追肥する方が良いとアドバイスを下さいました。
ヤツガシラ(八つ頭)が芽を出しました。種芋を二つ植えましたが、ひとつしか芽が出ません。もうひとつはどうしたのかなあ。待つしかありませんがダメかもしれません。
サトイモ(里芋)は4つの種芋全てから芽が出ました。他の畑に比べると少し遅めではありますが。。。
今日の収穫です。
左から、スイスチャード、キュウリ、キャベツ、インゲン、ミニトマト、ジャガイモ(ダンシャクとシンシア)、シシトウ、タマネギです。ミニトマトが特にうれしいですね。先週採ったピーマンもツルナシインゲンも美味しかったので、楽しみです。
昼過ぎから今にも雨が落ちそうな黒い雲が増えましたが、結局雨は降らず助かりました。
キャベツ2玉とジャガイモをリュックサックに入れ、その他をトートバッグに入れて帰りました。なんだか映画で見た戦中戦後の買出しのようでもあります。 |
野菜畑日記 2008年6月15日(日) 夏近し白き花咲きシシトウの |
シシトウの花が咲きました。白くて可憐な花。ピーマンの花ととても似ていてちょっと見ただけでは見分けがつきません。シシトウの花が咲くといよいよ夏が近い、という気がします。
いま畑で咲いている花は、全部で8種類。トマト、ミニトマト、キュウリ(胡瓜)、ナス(那須)、ピーマン、チャマメ(茶豆)、ゴールドラッシュとユメノコーンというトウモロコシ2種。既に花が終わったのが、ジャガイモ(じゃが芋)、ツルナシインゲン(隠元)、エダマメ(枝豆)の3種類。今年はダイコン(大根)も花を付けました。これまでに全部で12種類の花を咲かせたことになります。食べるだけでなく花を見る楽しみも、野菜作りの楽しみです。
真っ白に小さき花チャマメ咲き。チャマメの花です。エダマメの花とほとんど同じですが、エダマメの花は薄紫色でした。
トウモロコシ(ユメノコーン)の雄花です。天に向かって真っ直ぐに伸びるトウモロコシの雄花。これも夏の近いことを思わせます。
1週間早く花をつけたトウモロコシのゴールドラッシュは、こういう状態です。茎のてっぺんに咲くのは雄花で、下の方の葉の付け根に雌花が咲きます。まだ見えません。
ツルナシインゲンが豆の重みで倒れてしまっています。さやが随分大きくなっています。今日は支えを立てた上で収穫してしまいましょう。
エダマメも花が終わり豆のさやができています。来週あたり収穫できそうです。楽しみです。園主の加藤さんご自慢のエダマメです。
我が区画だけ芽を出していなかったサトイモ(里芋)がついに芽を出しました。心配していましたが、一安心です。
若芽といえば、先週蒔いたキュウリの種も芽を出しました。こちらは3個蒔いて1個だけ双葉が開きました。あとの2個はどうしたんでしょう。心配です。芽を出したのはひとつの穴に1個の種を蒔いたもの。ひとつの穴に種を2個蒔いた方はまだ土の中でどっちが先に芽を出すか競争しているのでしょうか。
今日の作業です。
1. ツルナシインゲンに支柱を立ててやります。それから収穫します。
2. ダイコン、カブ、コマツナを全て抜き取ります。そして、それらを覆っていた寒冷紗を外し、片付けます。この畝には、ニンジン(人参)、長ネギ(長葱)を作る予定です。
3. トマト、ミニトマトの脇芽をかきます。
4. キュウリ、トマト、ナスなどの支柱への結わえをチェックします。キュウリやナスは最初にできたものを小さいうちに切り落とします。
5. 今日の収穫は、ツルナシインゲン、カブ、ダイコン、スイスチャード、それにジャガイモとキャベツです。
今日は陽太郎に収穫を手伝ってもらいました。まずカブとダイコンを抜いてもらいました。カブは簡単に抜けますが、ダイコンは大変です。両手を使って引き抜かなければなりません。子どもの手にはなかなか難しい。私が手伝って少しゆるくなったところを引き抜かせます。
ダイコンとカブは全部抜き採ってしまいます。我が区画のダイコンは、今シーズンはあまり大きく育ちませんでした。大きいもので長さ25cm、太さも5cmほど。それなのに既に花のつぼみを付けたものもあり、ちょっと不思議です。他の畑でも花を咲かせたものが多く、今年のダイコンはちょっと変でした。ダイコンとカブを全部引き抜いた後、寒冷紗を外しました。
スイスチャードが元気な葉っぱをたくさんつけています。今日は陽太郎にスイスチャードの葉っぱを摘んでもらいました。
ハサミを使って大きな葉っぱだけ切り採るのです。ハサミが大きくて片手で持てないものですから両手を使ってやります。なかなか上手にできました。全部で50枚ほどもありましたが、全部を一人でやれました。よくできました。
慎重に、大胆に、注意して。なかなか気を遣います。
ミニトマトは、赤く色づいたものが2玉だけ。まだまだこれからです。
大玉トマトはまだ色づいたものがありません。いかにも堅そうです。
キュウリは小さな実を付け始めました。最初になったものは早めに切り落とします。
タマネギは大きくなりませんでした。苗をいただいてから植えるまでに日を置きすぎたせいかもしれません。うーむ、残念。
キャベツが良い形になってきました。そろそろ収穫しましょう。今日は二玉を採りました。
今日の収穫です。
左奥からダイコン、キャベツ、ジャガイモの男爵。手前左からスイスチャード、ツルナシインゲン、長さ6cm以上のものを選んで採りましたが、数え切れないほど採れました。その上にのっているのがキュウリ、ミニトマト、ナス、その右がタマネギ、ジャガイモのシンシア、シンシアと男爵の間にあるのが、カブです。
自宅に持ち帰り、ご近所におすそ分けをして、晩御飯で今日の収穫をいただきました。
ツルナシインゲンの胡麻和え。ツルナシインゲンはみずみずしくて美味い。胡麻との相性もとてもよかった。
カブと葉っぱの漬物です。塩分控えめで、とても美味しい。とってもよい箸休めになりました。
ジャガイモとジャコの重ね焼き。シンシアの甘みが味わえます。表面からは見えませんが、ジャガイモとジャガイモの間にジャコがはさんであります。
茹で豚にキャベツ添え。ネギと醤油の合わせ調味料とラー油をかけていただきます。キャベツが結構硬かったですが、柔らかい豚とキャベツのシャキシャキ感で美味しくいただけました。 |
野菜畑日記 2008年6月7日(土) キュウリ咲き実りの前に花楽しむ
キュウリトマト夏野菜の花今盛り |
キュウリ(胡瓜)の花が咲きました。直径4cmほど。向こうが透けて見えそうな薄い花びら。黄色の清楚な花です。
野菜も果物も花が咲き、受粉して花が終わると雌しべが果実になります。
畑ではちょうど、キュウリ、トマト、ミニトマト、ナス(茄子)、ピーマンの花が咲き始めました。シシトウの花もまもなく咲くでしょう。ナスの実ができ始めました。
最初にできた実はもう少し大きくなりピンポン玉程度の大きさになったら、切り落とします。園主の加藤さんのお話しによると、最初の実を落とされると、ナスはにわかに危機感を覚え、たくさんの実をつけようとするのだそうです。
コマツナ(小松菜)、ホウレンソウ(ほうれん草)、スイスチャードなどの葉物や、カブ(蕪)、ダイコン(大根)が間もなく終わり、畑は夏野菜の季節を迎えます。夏野菜の花は、畑に夏の到来が近いことを告げています。
ミニトマト、トマト、茄子、インゲン、枝豆、茶豆、とうもろこし、胡瓜などが花を付け始め、果実ができ始めています。これからが楽しみです。
一方。これまで収穫を楽しんできたスイスチャード、カブ、ダイコン、コマツナはそろそろ終わりです。来週はこれらを全て採り抜いて、寒冷紗とマルチを外し、次の作付けの準備をします。そして、再来週には、これらのあとにはニンジン(人参)と長ネギ(葱)を作り始めます。
さて、今日はまず、キュウリの種蒔きをしました。いま花を咲かせているのは「フリーダム」という名のいぼ無しキュウリですが、これから種を蒔くのは、白いぼキュウリです。フリーダムは苗を植えましたが、白いぼキュウリは直播きします。暑くなってきたので、この時期からは直播きでも大丈夫だそうです。この時期に種を蒔くと、フリーダムが枯れてしまう頃にこの種が実を付けるようになり、長くキュウリの収穫を楽しめるようになるのです。
3個の種を、二つの穴に1個と2個蒔きます。深さ7〜8mmの穴に横に蒔きます。双葉から本葉が出る頃に3個のうち元気のよいもの2個を残すようにします。水遣りは不要です。細かく砕いた土をかけて少し強めに押さえます。
いぼなしキュウリのフリーダムは、花を咲かせたものの、まだ養苗段階ですから今は幹を育てます。最初になった実は、7cmから10cmの大きさで切り落としてしまいます。こうすることで、より多くの実を付けるようになるそうです。また、下から3本目までの脇芽を切り落とし、白い斑点のある病気っぽい葉っぱも切り落とします。これも幹を太くしより多くの実を付けさせるためです。切り落としたキュウリは捨てないで食べます。甘くて美味しいです。
最初に生ったピンポン玉大のナス実を切り落としてしまうのも、最初に生ったキュウリを短いうちに切ってしまうのも、たくさんの実を付けさせるためです。大玉トマトも、枝に花が5個ほど付いたら一番幹に近い花を切り落とすのがよいそうです。シシトウとピーマンも最初の実は小さなうちに落とすのが良いとのことです。
今日は3週間ぶりに陽太郎も一緒です。陽太郎には、カブ(蕪)の収穫を手伝ってもらいました。大根は力が要りますが、カブはあっけないほど簡単に抜けます。トルストイの「大きな蕪」とは大違いです。陽太郎に向いています。小さいものは採らないでおいてね、と注意しておいても、簡単に抜けるので、目を離すとすぐに皆抜いてしまいますから、注意が必要です。
ただしカブの葉っぱには小さな毛のようなものが生えていますので、これがチクチクして痛いのです。陽太郎も早速洗礼を受けました。
コマツナは、これが最後の一株。鮮やかな緑色です。
ダイコンは、花の蕾ができてしまいましたが、とうとう太くなりません。他の畑のダイコンは直径10cmほどもあるのに、我が区画のダイコンは直径4〜5cm程度。カブ、コマツナはよく育っているのに不思議です。4本だけ抜き採って残りは来週収穫することにしましょう。
スイスチャードは、まだ収穫できます。葉が6〜7cm以上のものを葉っぱだけ切り取って収穫します。
加藤さんによると、今年は虫が多いそうです。キャベツにも一杯青虫がいます。よく見るとたくさん食われたあとがあるものと、それほど虫がついていないものが二つ並んでいました。不思議ですね。隣同士なのに。
タマネギ(玉葱)も少しずつですが大きくなってきました。葉っぱも一緒に収穫して食べられます。葉っぱが枯れ切ってしまう前に葉っぱごと収穫して食べるのがよいそうです。園主の加藤さんは、このタマネギは生のままスライスして食べるとうまい、と言います。葉っぱは葉っぱでうまいので、長ネギを食べる感覚で、ぬたのようにして食べるのがお勧めだそうです。
野菜ページには、葉タマネギの卵とじ丼のレシピが掲載されています。
ミニトマトもたくさん実を付けました。ミニトマトも脇芽を欠いてやらなければなりませんが、小さくて欠きづらいのでハサミを使って切り落とすのが良いそうです。
ツルナシインゲンも小さな実を付けました。小さいといっても長さ5cmほど、長さは足りませんがサヤは立派です。実が生り始めると上が重くなって幹が倒れてしまいますので、支柱を立ててやります。
トウモロコシの雄花の蕾ができてきました。この花の下の方に雌花ができます。雄花から花粉が落ちれば雌花に届きます。葉っぱが花を包みこむようにしています。こうすれば受粉の確率は高くなります。
ジャガイモ(じゃが芋)もそろそろ収穫できそうです。今日は試しに何個か掘ってみることにします。そうしたら、美味しそうな新ジャガが出てきました。今日は5個だけ。家で試食して美味しかったら来週は芋掘りにしましょう。今年は雨が多いので、地中で割れるジャガイモが多いかもしれないとのことです。
畑で写真を撮り忘れ、自宅で撮った写真です。
それでは、今日の収穫です。
左からカブ、ダイコン、コマツナです。手前にあるのは最初に生った実を切り落としたピーマン、トマト、キュウリです。
それからスイスチャードです。サラダにしても、スープなどに入れても美味しいです。
最後に、今日のわが区画です。とても畑らしくなってきました。
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野菜畑日記 2008年6月1日(日) ミニトマト緑の畑の紅一点 |
昨日の雨がすっかり上がって、今日は快晴。風も爽やかで過ごしやすい。
ミニトマトが生りました。まだひとつだけですが、赤く色づいて、緑色が優勢な畑の中でそこだけ輝いて見えます。
ミニトマトはこんな風に生ります。面白いですね。
トマトの花も一斉に咲き出しました。鮮やかな黄色の花です。
大玉のトマトが色づくにはもう少し時間がかかりそうです。
今日の畑。私の区画です。手前左がツルナシインゲン、右がトウモロコシです。
3月から始めた畑ですが、3ヶ月の間にすっかり畑らしくなりました。
下は3月15日の写真。こんな様子でした。
今日の作業は次の通り。結構ありますね。
1.草取り
2.トマトの脇芽欠き
3.収穫
4.虫除けの元気丸と農薬の散布
トマトの脇芽欠きは重要です。トマトは大本の茎とそこから枝分かれする枝の丁度間にもう一本枝が出ますが、これを脇芽と言いますが、この脇芽を切り取ってやるのです。こうすることで、茎本体に栄養が行き渡り、上へ上へと伸びるようにするのだと理解しています。これをしないと横に伸びてしまい、栄養が分散してしまうようです。
今日から6月。畑も夏らしくなってきました。
トウモロコシが元気です。すくすく伸びています。1週間で10〜15cmも伸びたようです。
ツルナシインゲンです。白と黄色の花をつけています。白いスイートピーという感じです。
エダマメ(枝豆)も元気です。
紫色の花のつぼみが見えますが、すいません、ピンボケです。花の写真は難しい。小さい上に風で揺れるのでフォーカスを当てるのが非常に難しいのです。来週また挑戦します。
ナス(茄子)も順調に思えます。他の区画では小さな実が生りはじめました。
キャベツもそれらしくなってきましたが虫食いの穴が目立ちます。今年は虫がとても多いようです。
キャベツにつく青虫の原因はこれ。モンシロチョウが飛び回っています。
コマツナ(小松菜)です。とても元気。コマツナやスイスチャードには寒冷紗をかけてありますが、それでも青虫がつきます。寒冷紗と土のわずかな隙間から蝶々が入るのかしら、不思議です。コマツナは今日で9割方収穫してしまいます。
スイスチャードです。こちらもところどころ虫に食われていますが、順調です。
ホウレンソウ(ほうれん草)も虫がついています。抜き取って降ると、青虫が落ちます。虫もつかないようじゃ美味しくないよな、と思いながら収穫します。ところどころ黄色い葉も見えていますので、今日、全部を収穫することにします。
ホウレンソウを土から抜いてみると、大きく育っているものと小さいままのものとがあります。大きく育っているものは根っこが大きくてしっかりしています。葉っぱの長さと同じぐらい根っこが長い。これに対して葉っぱが小さなものは根っこが短いです。根っこは土の中で見えませんけれど、根っこがしっかりしていないと大きく育たないのですね。考えさせられます。
カブ(蕪)も順調。直径が3〜5cmになっています。5cmぐらいのものを収穫します。
我が家のダイコン(大根)は他の区画に比べると成長が遅いです。まだ直径が3〜4cm。もう少し様子を見ましょう。
タマネギ(玉葱)も少しずつそれらしくなってきました。でもまだまだ時間がかかりそうです。
今日の収穫です。大きなショッピングバッグに一杯になりました。
手前にあるのがスイスチャード。奥の左からカブ、ダイコン、コマツナ、ホウレンソウです。ダイコンはまだ小さいですね。もう少しするとダイコンらしい太さになるでしょう。我が家だけでは一週間では食べ切れません。大家さんやご近所にもおすそ分けしましょう。
これから先、核家族には毎週末が収穫祭。 |