よく伸びています。15cmから20cmほどに育っています。ホッとします。
ホッとしたところで、いよいよ今日の作業に入ります。加藤さんから教えてもらった 通りに作業をするのですが、これがなかなか思うようにいかなくて大変です。
今日の作業は、ジャガイモ、キャベツ、ブロッコリと、カリフラワを植え付け、ダイコンを植える準備をすること。本格的です。一日で全てできるのか不安。。。
1.ジャガイモを植え付ける。 15cmほどの深さの穴を掘って種芋を、切り口を下にして置きます。脇に肥料を置いて土をかぶせるという作業で、これはそれほど難しい作業ではなかった。
2.サトイモの脇にキャベツを植え、トウモロコシの跡地にブロッコリとカリフラ ワーを植える。土を柔らかくしてやり、それぞれの苗を植えた。 植えた後少しだけ水をかけてやる。暑さのために苗がぐったりして見えて心配になります。
3.エダマメとキャベツの跡地にダイコンを植える準備をする。 土を60〜70cmほど掘り返し、肥料を撒き、土をならしてマルチを張る、という 仕事。文章にすればこれだけのことだが、これが重労働で、畑仕事の本質を思い知らされる。畑仕事の本質とは、土に働きかけることだと思い知らされる。それは土に働きかけることだ。
練馬ダイコンは長く真っ直ぐに伸びる。その長さの分だけ掘り返し、土を柔らかくする必要があるのだ。そうしないと収穫のときにまっすぐ伸びた形の良いダイコンは採れないという。
しかし、連日の猛暑で乾燥し、堅くなっている土を掘り返すのは容易ではない。普段鍬を持たない素人には大変な重労働だ。平日にも来られるならもう少し涼しい日とか時間を選ぶこともできるが、週末にしか農園に来られない私には、農園に来たそのときに全て必要なことをやるしかない。だが、掘り返すには掘り返したものの、それほど深く掘り返せない。
鍬で土を掘り起こしていると、遠くから光化学スモッグ警報のアナウンスが聞こえてくる。初めて耳にした。我に返って、水分の補給だ。 そうこうするうちに、園主の加藤さんがやってきた。朝の講義を受けていたのは25人ほどだったが、午後1時を回る頃には、数えるほどしか人がいない。心配して見に来てくれたのだ。と思う。
マルチを張るのは一人ではできないから、大変ありがたい。しかし結局のところ、90%は加藤さん一人でやってくださった。要領がよいのである。私と子どもはビニールのマルチの端を押さえていただけだ。結果は完璧な仕上がり。子どもも、きれいに張れたねと声を上げたほどだ。
いつぞや、野菜ソムリエの篠田さんと一緒にニンジンのマルチを張ったことがあるが、比べ物にならない。さすが園主である。
加藤さんの助けがなければ、倒れていたかもしれないし、諦めて帰っていたかもしれない。光化学スモッグ警報の中である。
こうして、畑仕事を終え、収穫に入る。このときになってようやくこのホームページのことを思い出し、写真を撮っていなかったことに気付いた。が、後の祭り。しかし、写真を撮るか、畑仕事をするか、と言われれば、畑仕事を取るしかない。二足のわらじは難しい。
自家用農業(家庭菜園)に関するトピック
2007年8月7日(火) 花を楽しむ キュウリの花も咲きました。