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野菜ページは野菜ソムリエとユーザーによる野菜料理のレシピ紹介サイトです。

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野菜畑日記

 
野菜畑日記 10月28日() 柿が色づきました。

台風一過。東京は見事な秋晴れ。青空をバックに色づいた百匁柿(ヒャクメガキ)が映えます。百匁柿の百匁は375グラムのこと。容積は野球の硬式ボールぐらいですが、重さは硬式ボールが141.7〜148.8グラムと決められているそうなので、そのおよそ2.5倍ほどあります。

カキ

昨日の台風で相当雨が降ったので、畑への影響が心配でしたが、特に大きな被害もありませんでした。百匁の里は赤土を客土してあります。この赤土は水はけが非常に良い。水溜りもできません。

さて、私の畑の様子です。

ニンジン(人参)が丁度良い大きさになりました。今日は2本を収穫しました。
陽太郎が初めて種を蒔いた植物の収穫です。大人には簡単に抜けますが、子どもには力が要るようです。

ニンジン

ブロッコリーが育ってきました。ブロッコリーは花の蕾の集まりと茎を食べますが、その花の蕾の集まりが丁度ゴルフボールぐらいの大きさになりました。もう少ししたら収穫できそうです。

 

ダイコン(大根)が大きくなってきました。直径5cmほど。今日は1本を収穫しました。これも陽太郎に抜かせました。ニンジンより力が要ります。

ダイコン

ラディッシュも育ってきました。2本引き抜いてみましたが、まだ少し小ぶりです。土の上に出ている部分が全体の3分の1〜4分の1、土の下に隠れている部分が3分の2〜4分の3ほどですから、土の上に出ている部分だけで判断すると期待外れということもありますね。

キャベツも育ってきました。玉の部分の直径が12cmほどです。玉の部分を押してみて少し固く感じれば収穫のとき、とのことですが、押してみるとまだ柔らかい感じで、巻きがまだ足らない感じがします。来週になれば収穫できるかもしれません。

先週種を蒔いたコマツナ(小松菜)が芽を出しました。しかし、少しの芽しかでていません。ちょっと心配です。種蒔きのあと土の踏み固め方が強過ぎたのかしら。

コマツナと同時に種を蒔いたホウレンソウ(ほうれん草)、ミズナ(水菜)、シュンギク(春菊)も芽を出していたので写真を撮りましたが、ピンボケになってしまいました。
その前の週に種を蒔いたルッコラ、カブ(蕪)、チンゲンサイ(青梗菜)は葉っぱが大きくなってきました。



ネギが良い感じになってきました。地中の白い部分の長さが20〜25cmほど。陽太郎はネギの脇をシャベルで掘り、土を盛って山を作り、富士山だと言います。確かに富士山のように円錐形をしていますが、そういう山が富士山だということをどこで仕入れてきたのか、不思議です。


ネギのそばで土遊び、今日は秋晴れでまぶしい。

今日の収穫は、ニンジン2本、ダイコン1本、ネギ2本、ラディッシュ2個でした。うっかりして、収穫の写真を撮るのを忘れてしまいました。ダイコン、ニンジン、それぞれ良い形だっただけに残念です。

代わりにといってはなんですが、夕食にいただいた、今日の収穫のニンジンとダイコンを使ったサラダの写真を掲載しましょう。みずみずしくて食感がよくて美味しかったですよ。ダイコン、ニンジン、キャベツを細く切って、ジャコをカリカリに炒ったものをその上にかけて、自家製の和風ドレッシングをかけていただきます。


ところで今日は、百匁の里に野菜ソムリエさんたちおよそ20名が集まり、加藤さんのお話を聞き、野菜を収穫し、収穫した野菜で作ったカレーライスとサラダを作る勉強会がありました。加藤さんのご好意で、私も子どもと一緒に参加しました。

加藤さんは、百匁の里のこと、ここで育てている野菜のこと、農薬や肥料のことなどを話されました。

今日は近くにある自衛隊朝霞駐屯地で観閲式があり、丁度講義が佳境に差し掛かった10時半頃に、ヘリコプターや戦闘機、輸送機などが畑の上を編隊で飛んで行きました。爆音で話しが聞けませんので一時中断して皆で飛行機やヘリコプターを見ました。


ヘリ
ヘリ

丁度キャベツが収穫の時期を迎えていることもあり、旬のキャベツのお話しをされました。百匁の里で栽培しているキャベツは「しずはま」という品種です。食べ頃の大きさは1350グラムぐらい。小売店で買うときは丸ごと買って欲しい、何故ならカットしてあるものは、繊維が断ち切られていて、その断面から水分が出てしまうからとのこと。

面白かったのは、キャベツを切るときには、根の伸びる方向に縦に切るのではなく、横に水平に切って上下に分けて食べるほうが良いというお話しでした。これは、上半分はサラダなどにして生で食べ、下半分は煮込むと甘くなるので煮て食べたり炒めて食べるのが良いとのことです。

キャベツ 
キャベツはこんな風に輪切りにして食べるのが良いそうです。 

そのほか、興味深かったのは、土のお話し、肥料に良い糞のお話しでした。
百匁の里では畑の地表面が外周の道路よりも50cm以上高くなっていますが、これは盛り土によるもの。百匁の里の土は赤茶色をしていますが、この土は粒子が細かく、水はけが良く、空気も通りやすいので、根が伸びやすいのだそうす。水はけが良いことは水分が失われやすいことでもありますが、ここでは、それをむしろ利用して作物を育てています。
「水を切る」という表現があります。百匁の里では作物にほとんど水をやりません。水をやったのは、苗を植えた直後だけ。それ以外には水やったことがありません。
これは作物が根を伸ばして水のありかを見つける力を十分に引き出して根を張らせるためだそうです。その結果、野菜は貪欲に育ち、糖質が高くなります。この話しは、私がクロアチア大使から聞いたワインのぶどう作りの話に通じます。ワインのぶどうも水を与えず、保水力の低い礫地で栽培します。ワインのぶどうも水を与えず、保水力の低い礫地で栽培します。(この話は9月14日 (金)の日記に書きました。)
水はやりませんが、肥料は十分与えることが必要だそうです。バランスの取れた養分を与えなければなりません。百匁の里では、海老、蟹、牡蠣の殻や豚骨、それに腐葉土、牛糞、鶏糞などを土に入れて土を豊かにしているそうです。

ところで動物の糞の中で、最も野菜作りに良い糞は何か、わかりますか。
正解は、馬糞、それも競走馬、サラブレッドの糞が最高なのだそうです。これは厳しいドーピング検査があるので競走馬は薬を飲まず、なおかつ良質な餌で育てられているからだそうです。

加藤さんの講義のあと、参加者は加藤さんが管理している区画で野菜の収穫を行い、収穫した野菜でサラダとカレーライスを作りました。私もいただきました。ご馳走様でした。

サラダとカレー

野菜畑日記 10月21日() 夏の終わり

今日は快晴。秋晴れです。百匁の里の百匁柿も色づいてきました。

カキ

自衛隊朝霞駐屯地で来週は福田総理も出席する観閲式が開かれるそうで、今日はその最後のリハーサルがあるそうです。11時頃からヘリコプターや飛行機が編隊を組んで畑の真上を飛んで行きます。

ヘリコプター

今日は、最後まで残した夏野菜、オクラ、ナス(茄子)、シシトウ(獅子唐)、ピーマンを引っこ抜いて、オクラの後にコマツナ(小松菜)、ナスなどの後にマルチを張り、ホウレンソウ(ほうれん草)、ミズナ(水菜)、シュンギク(春菊)の種を蒔きます。

ナス、シシトウ、ピーマンは強く引っ張れば引き抜けますが、オクラは手だけでは無理なのでスコップを差し込んで根を動かしてやる必要があります。根はできるだけ抜いてしまわないと残った根に虫がわきやすいのです。

作業の前に畑の点検をしました。

ダイコン(大根)が良い感じで育っています。土の中から白い根が顔を出しています。

ダイコン

ハツカダイコン(二十日大根)、つまりラディッシュも赤い根が見えてきました。

ダイコン

キャベツも大きくなり、だいぶキャベツらしくなってきました。もう少しで収穫できそうです。

キャベツ

ブロッコリーも葉が伸びて、写真には撮れませんでしたが花芽が育っているのが確認できました。

夏から秋へ、畑も主役交代です。

前々回の講義で加藤さんが話された、ハスモンヨトウのメスのホルモンでオスを惹き寄せて害虫を駆除するフェロモントラップが設置されていました。

フェロモントラップ

小さなバケツにふたがついたようなものですが、これひとつで周囲1haにメスのフェロモンが広がり、ハスモンヨトウのオスを惹き寄せることができるのだそうです。不思議なバケツだなあ。中に何が入っているんだろう。

フェロモントラップ

中を見ると数匹溺れていました。

蛾

いつものように1時間ほど加藤さんの講義を受けて作業をします。

コマツナの種はすじ蒔きでもばら撒きでもよい。これは直接畑でやり方を見せてくださった。すじ蒔きの場合は、3〜4cm間隔で1粒ずつ蒔き、種が見えなくなる程度に土をかけた後、その上から靴で踏みつけるのが良いそうです。

僕の長靴は靴裏のギザギザが深いので、子どもに踏ませました。靴裏は理想的に見えましたので。体重が少ないけど大丈夫かな、と思いましたが。。。

小松菜の種まき

ナス、シシトウ、ピーマンの後にマルチを張る作業も子どもが手伝ってくれました。マルチをピンと張るには、もう一方の辺を誰かに持ってもらう必要があります。そこで、陽太郎に頼みました。彼にとってもマルチ張りは3回目の経験。端をしっかり持っててね、と言って、もう片方の端を土の中に入れて固定します。そうしておいてから、陽太郎には固定したほうに来てもらって両足を広げて足で押さえてもらいます。そしてもう片方を土の中に僕が固定します。こうして短い2辺の固定が終わります。あとは長い辺の端を土の中に入れて固定させれば終わりです。今日は1度でうまく行きました。

それからホウレンソウ、ミズナ、シュンギクの種を蒔きました。一番多く食べたいものの種をたくさ蒔きなさいという加藤さんのアドバイスがありました。そこで自宅に電話。ホウレンソウが一番かな、という返事を得たので、ホウレンソウを一番多く、シュンギクは一番少なくすることにしました。

たね

ホウレンソウは深さ1cmの穴を堀り、そこに4〜8粒を蒔く。たくさん食べたい人は4粒、そうでない人は8粒を蒔く。不思議ですが、少ない方が大きく育つのでしょう。
ミズナも深さ1cmの穴を作ります。その穴に3〜5粒を蒔きます。
シュンギクは深さ7ミリの穴に7〜9個を蒔きます。
蒔いた後、土をかけしっかりと手で押さえておくように、とのこと。

ホウレンソウ
ホウレンソウの種を蒔いたところ。

そのあと、カブとチンゲンサイの間引きをしました。
カブとチンゲンサイはマルチの一穴の中に3、4本芽が出ましたが、カブは1本だけを残し、チンゲンサイは2本だけを残し、他は間引いてやります。間引いたものは、根も含めると長さ6、7cmになっていました。

今日の収穫です。
僕の区画の収穫は、ニンジンが4本、ネギが2本、ナスが1個、シシトウが数個。
加藤さんがご自分の区画から、チンゲンサイ、ホウレンソウ、ラディッシュ(ハツカダイコン)を採ってきて、「撮影用にどうぞ」とくださいました。これはありがたい。釣りの帰りに魚屋に寄る笑い話を思い出しました。

収穫

夏野菜はナスが1個、シシトウが数個。オクラも含めて引き抜いてしまいましたが、夏の終わりを強く感じました。これらの3つは生りがよく、楽しませてもらいました。花もきれいでした。ありがとう。

 
2007年10月14日(月) ジャガイモの花が咲きました。

ジャガイモの花が咲きました。
純白のきれいな花です。直径は3cmほど。3つの花が寄り添うように咲いています。今年百匁の里で見た二つ目の白い花。ひとつはオクラ、もうひとつがこのジャガイモです。

ジャガイモの花

今日は自動車ではなくバスで畑に行きました。
たまたま車検に重なったからですが、以前から自動車を使わずに行くことを検討しなければならないと思っていたので、ちょうど良い機会となりました。

今週は、加藤園主の講義がないので日曜の畑は閑散としていました。
今日はバスでの往復で長靴を持って来なかったので作業は少しにして収穫をして
帰ることにします。実ったものは良い時期に収穫してあげないともったいないですからね。

ニンジン(人参)の間引きはすっかり終わったつもりでいましたが、よく調べてみると、1本間引き忘れているのがありました。葉っぱが生い茂っているので、見逃していたのです。マルチの一つの穴に2本生っていたのがあったので、そのうちの太いほうを1本間引きました。なかなか立派に育っています。

ニンジン

今日の収穫です。
ナスがなかなか良い感じです。美味しそう。ピーマンは3個。シシトウ多数。オクラが2個。それに間引いたニンジン1本。いつものように百匁の里の入り口近くのパラソルの下で収穫物の写真を撮っていたら、加藤さんがこれも入れるといいよ、と言ってミズナ(水菜)をくださいました。お鍋に入れるのはもったいないですよ、とのこと。そのまま生で食べるのが一番いいような新鮮な柔らかさです。

今日の収穫
今日の収穫 左から、ミズナ、ニンジン、ナス、ピーマン、オクラ、シシトウ。

 

この時期の作業として、オクラとナス(茄子)、ピーマン、シシトウ(獅子唐)を全部抜いて、その後を耕して肥料をやりマルチを張って、コマツナ(小松菜)やミズナ(水菜)の種を蒔く作業があります。今週既にその作業をしていらっしゃる方もありますが、私は来週に回すことにして、今週は収穫と草取り、中耕、ネギ(葱)とジャガイモの土寄せなどをしました。

草取り

先週蒔いたカブ(蕪)、ルッコラ、チンゲンサイ(青梗菜)が芽を出しました。
皆、アブラナ科なので、双葉の形は驚くほど似ています。このまま順調に育って欲しい。収穫のときを翔馬君と陽太郎が楽しみにしているので。

カブの双葉
カブの双葉

ハツカダイコンも少し育ちました。カブ、ルッコラ、チンゲンサイも来週にはこのぐらいの大きさになるでしょう。

ハツカダイコン
ハツカダイコン

キャベツはそれらしくなってきました。

キャベツ
キャベツ

ブロッコリーも、カリフラワーも元気。

ブロッコリー
ブロッコリー

ダイコン、ハクサイも順調です。

オフクロダイコン
オフクロダイコン

白菜
ハクサイ

畑はずいぶん涼しくなりました。汗をかかないし、のども渇きません。季節は確実に移っています。陽太郎も今日は長袖、長ズボン。

お疲れモード

先週、今週とモンシロチョウを見ました。数匹飛んでいます。まだいるのですね。ということは、青虫もきっとキャベツやブロッコリーの葉裏に隠れていそうですね。
陽太郎はトンボを見たよ、と言っていました。

2007年10月8日(月) 野菜ページのことが百匁の里でも少しずつ知られるようになってきました。

百匁の里の講義室兼道具置き場になっているグリーンハウスの黒板に、百匁の里のホームページから野菜ページにリンクしてあることが書かれています。うれしいことです。

百匁の里のホームページの「お知らせ」ページに様々な野菜情報や百匁の里の事、また料理レシピなどが見れる内容でリンクしてあります、と書いてあります。

黒板

そういえばこのところ、野菜ページへの訪問者が増えてきました。百匁の里の皆さんが来てくれているのかもしれません。

 
2007年10月6日(土)畑で遊ぶ

今日は秋晴れ。ピーマンの白い花が青空に映えます。畑には青空が似合います。

秋晴れ

子どもの幼稚園のクラスメート、翔馬君も野菜畑デビュー。翔馬君は子どもの一番の親友。子どもが幼稚園で畑の話をしたらしい。それで是非行きたいと思うようになったそうだ。畑好きの子どもが増えるのは悪くない。二つ返事で連れてきました。
しかし、年中組が二人。どういうことになるやら。

子供

今日は、加藤さんの講義がある日。講義がある日は作業が多いから、要領よくてきぱきと進めなくてはいけません。

講義

講義の内容は、次のとおり。

1.来年継続の意向調査。
畑の空きが出たらやりたいという人が殺到しているとのこと。来年も継続したい人は、メモ用紙に区画番号と名前、それに来年栽培したい野菜名も書いて箱の中に入れて欲しいとのこと。
知人友人参加したい人がいればそういう人も申し込みができる。ただし、希望者多数の場合は抽選で決定。
東京都からはできれば練馬区以外の人を多く入れて欲しいと言われている。空きができて抽選になった場合、練馬区以外の人は優先的に選ばれることになるそうだ。

申し込み箱

2.害虫対策の新兵器、フェロモントラップ。
これからハスモンヨトウという虫の発生が予想されるので、その対策としてフェロモントラップを設置するとのこと。ハスモンヨトウのメスのフェロモンでオスを引き寄せ退治するもので、畑の中央にフェロディンという薬品の入ったバケツを置くと、周囲1haにフェロモンが広がりオスがこのバケツに集まってくるとのこと。バケツの内壁には洗剤が塗られていてバケツの中に入った虫は滑って出られなくなってしまうのだとのこと。設置は来週から。できれば農薬は使いたくないのでこの方法は歓迎だ。
実は、加藤さんは10月3日、畑の全区画のカリフラワー、ブロッコリー、キャベツに、1000分の1に薄めた農薬を散布してくださったとのこと。区画によって虫対策、虫のつき方にバラつきがあるので、全体として虫対策をするのは、止むを得ないとのこと。
そうなのだ。虫は移動するからね。できるだけ農薬を使わない方が良いけれど最低限の農薬は仕方がないのですね。無農薬ではなく減農薬という考え方は現実を考えると止むを得ないと思う。
ハスモンヨトウは、http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/hasumon-yotou.htmlに詳しい。

フェロモントラップ

3.ニンジン(人参)、ダイコン(大根)、ハクサイ(白菜)の間引きをキチンとすること。
間引いたよ、という人もいろんな角度からもう一度良く見たほうが良いと加藤さん。間引いたつもりでも見えないところに残っているよとのこと。

4.ブロッコリーのわき芽はできる限り取り除くこと。わき芽はハサミで切り取ること。そのとき、葉っぱを切らないように注意すること。手で折り取ったりするとそこから病気になることがある。葉っぱを切ってしまうと成長が止まる。

5.ナス(茄子)、シシトウ(獅子唐)、ピーマン、オクラの撤去は10月18日(木)の週に行う。
今週、撤去を考えていたが、まだ実がなっているので、もう少し収穫してから撤去しましょう、とのこと。確かに今は丁度夏から秋への変わり目で端境期。葉物や根菜が収穫できるまでにはもう少し時間がかかるので、ナス、シシトウ、ピーマン、オクラを撤去してしまうと収穫できるものがなくなってしまうので納得。この撤去作業は結構時間がかかるし、その後を耕して肥料を入れてマルチを作るのも大変だ。子ども二人を見ながらこの作業をするのは大変だと思っていたので少しホッとした。

子どもたちは、と見ると外に出て遊んでいる。何をしているのか、気になるが、加藤さんの話をきかなければならないので確かめられない。

子供

6.18日(木)、20日(土)、21日(日)の追加講習の日は色々やることが多いとのこと。
ナス、シシトウ、ピーマン、オクラを撤去してその後に肥料をやりマルチをかけて、コマツナ(小松菜)、ホウレンソウ(ほうれん草)の種を蒔く作業を一日でやってしまうのだ。というのも、この時期が種を蒔く最後のタイミングで、11月に入って蒔いた種は大きく育たないとのこと。作物を育て、収穫した後の土は酸性になっているので、それを中性化するために3週間ほど時間をかけるのが普通だそうだ。しかし、今回はこの時期に種を蒔かなければならないので、裏技を使うとのこと。アルカリ成分の多いイオウリンを肥料に混ぜて土に入れて中和を早めるそうだ。 

7.雑草取りを丁寧に小まめにすること。
雑草も放っておけば隣の区画にも広がり、はびこってしまう。虫と同じで自分の畑だけの問題ではない。鎌などを使って根こそぎ取ることが大事だとのこと。

8.堆肥作りのためのゴミ捨て場のこと。
野菜の枝や葉っぱ、虫に食われた実などは堆肥を作る穴に捨てることになっているが、大きなものは細かく切り刻んで捨てること。育ち過ぎたオクラは硬くて調理できない、と言うので捨てて行く人がいるが、オクラは繊維質が強いので、そのままでは腐らず、堆肥にならないので、細かく切って捨てるようにとの注意があった。

ゴミ捨て場

講義は普段は1時間だが、今日は早く終わった。

いよいよ、私の区画での畑仕事だ。 
一番の仕事は、カブ(蕪)とルッコラ、チンゲンサイ(青梗菜)の種を、トマト、キュウリ(胡瓜)を撤去した後に作ったマルチに蒔き、寒冷紗をかけること。
指で深さ1cmの穴を作り、その中にカブとチンゲンサイは3粒ずつ、ルッコラは5粒を入れ、土を軽くかぶせておく。これなら子どもでもできるので、穴を作らせ種を蒔いてもらう。種が小さいので子どもの手ではなかなか大変である。二人が僕も僕も、というので写真どころではない。それでも何とか蒔き終えた。彼らには自分が蒔いた種が育ったところを収穫する楽しみができたわけである。

カブの種
カブの種

種
左から、カブ、ルッコラ、チンゲンサイの種、直径1mm程度。

寒冷紗をかけるの手伝ってもらおうとしたが、これは私の考えが甘かった。結局自分で全部やりました。

子供
寒冷紗をかける二人

二人は、隣の畑との境界に立ててある柵の鉄パイプに雨水が溜まっているのを発見。これに土を入れてココア作りだと言って喫茶店ごっこみたいなことを始めた。そういうことで二人で遊んでくれれば手がかからないので助かる。何でも遊びのネタにしてしまうのですね。

子供

ニンジンの間引きを確認して、ダイコン、ハクサイを間引いて、ひとつのマルチの穴に1本だけを残した。そして、寒冷紗を外した。
ダイコンの葉っぱは、栄養価が高いのでこれは持ち帰って食べることにする。ホウレンソウと同じかそれ以上に栄養があるとやさい.tvで学んだ。その後、カリフラワーのわき芽を丁寧に取って、今日の作業は終了。

作物の育ち具合
ハツカダイコンの芽が双葉から四葉になりました。

ダイコンの芽

発芽が遅くて心配したジャガイモも順調に育っています。

ジャガイモ

キャベツもそれらしくなってきました。

キャベツ

今日の収穫
ナスが9本。オクラが5本。シシトウ多数。ピーマン1個。ダイコンの葉っぱ。写真の左端に写っているのはハクサイの葉っぱだがとげがあって食べられません。

7月〜9月の収穫の写真と比べると数も色も見劣りしますね。今が端境期だということがよくわかります。もうしばらくすれば冬の野菜が収穫できるようになります。

私が収穫の写真を撮っている間、子どもたちは今度は野菜の枝や葉っぱを捨てる穴のそばで遊び始めた。穴に落ちないように穴の周囲を歩く遊びだ。大人には小さな穴だが、子どもには崖っぷちに見えてスリルが味わえるのかもしれない。実に楽しそう。

子供

翔馬君の畑デビューは無事終わりました。私が畑とグリーンハウスの間を移動するときは、ずっと付いてきてくれました。陽ちゃんのお父さん、何するの、という感じで好奇心いっぱいでした。一方、陽ちゃんは慣れているのか、マイペース。翔馬君が移動しても平気で何やらしています。そういうときは何かいたずらのネタを見つけた時が多いのですが。。。

帰り支度をしたあとの二人です。いい笑顔です。私もホッ。

子供

2007年10月5日(金)百匁の里の講習会と農作業

百匁の里(ヒャクメノサト)では、月に一度か二度、講習会があります。
畑を借りて自分の区画で作物を栽培するのですが、その作業と維持のために講習を受けるのです。講師は園主の加藤さん。もちろん、加藤さんはプロの農家です。

ちなみに7月から年末までの講習会の日程は次のようになっています。家庭菜園をなさっている方には、次に何を育てるか考える上で参考になるかもしれません。

7月5日(木)、7日(土)、8日(日)
ニンジン(人参)の種蒔きと長ネギ(葱)の苗を植え付け。ニンジンには堆肥を入れマルチを施す。(昨年の発芽不良の経験から)

写真 ニンジンもネギもこんなに育ちました。
ニンジン(ニンジン)
ネギ(ネギ)

8月23日(木)、25日(土)、26日(日)
ジャガイモ、キャベツ、カリフラワーの植付け。ハクサイ(白菜)、ダイコン(大根)、ブロッコリー、ラディッシュの準備として堆肥を入れ、マルチを施す。

写真 土を踏み固めてしまったために出遅れたジャガイモも元気です。
ジャガイモ(ジャガイモ)

9月6(木)、8日(土)、9日(日)
ハクサイ、ダイコン、ブロッコリー、ラディッシュの種蒔き。

写真 葉っぱがダイコンらしくなりました。
ダイコン(ダイコン)

9月20日(木)、22日(土)、23日(日)
トマト、キュウリ(胡瓜)、カボチャ(南瓜)の部分を支柱ごと撤去。跡地にコマツナ(小松菜)、チンゲンサイ(青梗菜)、ルッコラ、カブ(蕪)の種を蒔く準備として堆肥を入れマルチを施す。

コマツナ、チンゲンサイ、ルッコラのためのマルチ
マルチ

9月27日(木)、29日(土)、30日(日)
コマツナ、チンゲンサイ、ルッコラ、カブの種蒔き。
ナス(茄子)、シシトウ(獅子唐)、ピーマンの部分を支柱ごと撤去。跡地にホウレンソウ(ほうれん草)、ミズナ(水菜)、シュンギク(春菊)の種を蒔く準備として堆肥を入れマルチを施す。

10月4日(木)、6日(土)、7日(日)
ホウレンソウ、ミズナ、シュンギクの種蒔きの予定。
ナス、シシトウ、ピーマンの撤去がまだの区画はその作業をしてから、撤去した後に、ホウレンソウ、ミズナ、シュンギクの種を蒔きます。

私の区画では、雨のために先週できなかったコマツナ、ルッコラ、チンゲンサイの種を蒔く予定です。

10月18日(木)、20日(土)、21日(日)
追加で設定された講習日。
何をやるかは当日のお楽しみ。

11月1日(木)、3日(土)、4日(日)
農薬の管理や野菜の間引き等、また、自由参加にて百匁柿の渋抜き体験や試食等も行います。

12月13日(木)、15日(土)、16日(日)
今後のスケジュール調整や年末の野菜の整理と大掃除。

思えば、9月は講義が3回、つまり作業も3回ありましたが、よく乗り切れたものです。
これも野菜と畑の不思議な魅力のおかげでしょうね。

カボチャの茶巾蒸し
トマトの味噌汁
キュウリの納豆サラダ
オクラのトロネバクリームパスタ
シシトウと白滝のきんぴら
ピーマンのキーマカレー
ジャガイモもち
赤カブの甘酢漬け
バナナDEコロッケ
焼きナス(茄子)のヨーグルトソース
あったかいソースの野菜たっぷりサラダ
サヤインゲンのペペロンチーノ
ニンニクたっぷりのバーニャカウダ
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