朝9時から練馬区勤労福祉会館で農業体験農園「百匁の里」の2008年度説明会がありました。陽太郎と二人で出かけました。このごろでは、Yahoo!でもGoogleでも「陽太郎 野菜」と入れるとトップに「野菜ページ」が表示されるようになりました。
今日は、契約書「平成20年度 農業体験農園『百匁の里』入園契約書」に署名捺印して、自分が1年間農作業をする区画を確認して年間の「入園料」を支払いました。野菜おやじが借りる区画は49番。4も9も野菜おやじにはラッキーナンバーです。生まれ育った家の番地が1丁目941番地。以前勤めたテレビ会社の社員番号が0594でした。
入園料という名の借用料は、練馬区民が31,000円、それ以外は43,000円です。僕は杉並区から通いますので43,000円を支払いました。
練馬区役所の白尾さんとJA東京の幹部の方、百匁の里の園主である加藤さんのご挨拶がありました。
白尾さんは、農業体験農園は農地を守る仕組みとして作られたと話されました。なるほどと思いました。
放っておけば農地は荒れるか、住宅地になってしまい、緑も農地もなくなってしまいます。都会の中の農地は貴重な緑の園でもあるのです。これを守り、市民が農業を具体的に体験する機会を提供するのが農業体験農園なのです。
作付けも借用者が好きなものを作るのではなく、農地の持ち主である専業農家が年間の作付け計画を作り、利用者はそれに従って野菜を作ります。こうすることにより、農地としての質を維持することができるのです。また、利用者も質の高い野菜を収穫できるようになります。一石二鳥です。
加藤さんからは、今年の作付け計画についての説明がありました。2008年度の春の作付け表と講習会日程表をいただきました。
2008年度の作付け計画の基本は、誰もが調理の仕方も食べ方も知っている定番の野菜を中心にしたとのことです。そういう定番の野菜がたくさん採れれば一番良いわけです、と話されました。
ジャガイモは一昨年はキタアカリ、昨年はシンシアを作りました。今年は男爵を中心にして、昨年人気があったシンシアも作る計画です。
枝豆も百匁の里では人気があります。今年は枝豆に加えて茶豆も作ります。茶豆は枝豆よりも収穫時期が遅いので、こうすると豆を楽しめる期間が長くなります。
トウモロコシも人気です。昨年はゆめのコーンという品種を作りました。とても甘く美味しかったですが、今年はそれよりもっと甘いゴールドラッシュという品種を中心にして、ゆめのコーンも合わせて作る計画です。
こう聞くと、もう何かうきうきしてきました。
百匁の里 平成20年 春 講習会日程表
3月 6日(木)、 8日(土)、 9日(日) <どこか一回参加>
じゃが芋に堆肥を入れ種まきをします。また、ほうれん草、かぶ、大根、小松菜、スイスチャードの準備として堆肥を全面にまき、マルチをします。
3月 20日(木)、 22日(土)、 23日(日) <どこか一回参加>
キャベツの苗植、ほうれん草、かぶ、大根、小松菜、スイスチャードの種まきをします。また、その上に寒冷紗やパオパオをかけます。つるなしインゲン、とうもろこし、枝豆の準備として堆肥を入れ、マルチをします。
4月 10日(木)、 12日(土)、 13日(日) <どこか一回参加>
里芋に堆肥を入れ種をまきます。つるなしインゲンやとうもろこし、枝豆も種をまきます。その後、パオパオをかけます。また、茶豆の準備として堆肥を入れマルチをします。
4月 17日(木)、 19日(土)、 20日(日) <どこか一回参加>
茶豆の種まきをします。また、各苗植の準備として堆肥を入れマルチをします。その後、支柱を組み立てます。
5月 1日(木)、 3日(土)、 4日(日) <どこか一回参加>
なす、ピーマン、シシトウ、ミニトマト、トマト、キュウリの苗植を行います。
5月 15日(木)、 17日(土)、 18日(日) <どこか一回参加>
特にこれからが重要なことで苗物の誘引た管理方法などを説明します。
6月 5日(木)、 7日(土)、 8日(日) <どこか一回参加>
収穫のポイント、追肥、農薬等の管理や今後の講習会日程について・・・
講習会の時間(春) 午前の部 10時より
午後の部 14時より
2008年度最初の講習会は、3月6日(木)、8日(土)、9日(日)。このうち1回講習を受けます。加藤さんの作られた講習会日程表には、この週の作業として、「ジャガイモ(じゃが芋)に堆肥を入れ種まきをします。また、ホウレンソウ(ほうれん草)、カブ(蕪)、ダイコン(大根)、スイスチャードの準備として肥料を前面にまき、マルチをします。」とあります。春の仕事は、ジャガイモの種まきから始まります。 |